Google Adsenseの審査に無事通過したら、広告を貼って収益化を進めていきたいですよね。
しかし、一体何をどうやってどう広告を貼り付けたらいいのか迷うもの。
今回はアドセンス広告を貼り付けるオススメプラグイン「Advanced Ads」の使い方と、広告設置方法を初心者向けに解説していきます。
ちなみにAdvanced Adsは更新頻度が高い為ちょいちょい仕様が変わります。
基本的に大枠の流れは変わらないと思いますが、この記事は2019年9月に
管理人が実際に確認&作成した時点で「最新」としています。
アドセンス広告を貼り付けるプラグインは「Advanced Ads」が便利!
アドセンス広告を貼り付けるプラグインは複数ありますが、今回紹介する
「Advanced Ads」は、細かい設定を一括でやりたい場合に最もオススメです。
ちなみに他にも「WP QUADS」「Quick Adsense」などが、アドセンス貼り付け系プラグインとして人気ですが、
- 指定の場所に一括貼り付け可能
- 広告設置数が無制限
- 説明が日本語
この辺りがAdvanced Adsが優れているポイントだと思います。
デメリットとしては、その分操作が他のプラグインよりも細かいので正直面倒です。
が、最初に設置しておくと後が楽なので、一つ一つ確認しながら進めていきましょう。
Advanced Adsの基本設定
まずは「Advanced Ads」のインストール&有効化まで進めます。
参考記事:WordPressでプラグインをインストール&削除する方法
有効化まで進んだら、ダッシュボードの
「Advanced Ads」→「設定」→一般タグから、下記二つにチェックを入れます。
※ここにチェックを入れると頻繁にダッシュボード上でアラートが出てきますが、
管理人は基本無視してます。ウザければチェックを外すと消えてくれます。
続いてAdsenseタブを選択し、Connect to Adsenseをクリックします。
※既に自動的にアカウントが紐づいている場合は、ここの設定は不要です
Googleアカウントが複数出てくるので、ブログ用のアカウントを選択します。

この様な表示が出てくるので「許可」をクリック。

テキストコードが表示されるので、コピーします。

ワードプレスのダッシュボード画面に戻り、先ほどコピーしたコードを貼り付け、
「Submit code」をクリック。

無事紐づいたら、自分のアカウント名が表示されます。これで紐付けは完了です!

一般設定はここまでで完了です!続いて広告を設定していきましょう。
Advanced Adsで広告の設定&設置する方法
Advanced Adsの設定の流れは、大まかに
- 広告の設定
- 設置場所の設定
この二つになります。
1.アドセンスコードの設定
まずは広告設定から。
ダッシュボードの「Advanced Ads」(もしくはAdvanced Ads→広告でもOK)を
クリックします。
広告の詳細設定画面になるので、下記の様に入力し、「次」をクリック。
- タイトル:「レスポンシブ」「記事上」「見出し上」など、自分が分かりやすい名前
- 広告タイプ:「プレーンテキストとコード」を選択します。

続いて「広告パロメーター」という画面になります。
アドセンス管理画面で作成した広告ユニットコードを貼り付け、「次」をクリック。
※まだ広告コードを作成していない場合は、以下を参考に生成してコピーしてから戻ってきましょう!


続いて詳細の条件設定画面に移ります。
ここは全てのページで表示させたい場合は設定不要なので、何もせず「保存」を押します。
※もし表示させたくない特定条件がある場合はそれぞれクリックすると、
プルダウンで詳細を設定する事が出来ます。
続いてこの様な画面になります。

広告を貼り付けたい箇所の選択します。
今回は上部右から2番目の「コンテンツ」にカーソルを合わせて、「保存」を押します。

この様な表示になるので、一旦「OK」を押します。(後ほど調整していきます)

2.広告設置場所の一括設定
続いて登録した広告の設置場所の設定をしていきます。
先ほどの画面で「OK」と押すとこの様な表示になると思うので、
「配置オプションを調整」をクリック。
※この表示が出ない場合は、「Advanced Ads」→「設置」をクリックします
デフォルトでこの様な表示になっています。一つ一つ確認していきましょう。

今回は「一番上の見出し2の上」に設置する前提で、設定していきます。
アイテム:登録した広告名が選択されていることを確認します。

配置:今回は見出し2の上に置きたいので「前」を選択。

続いて「1」を選択。(「上から『1』番目の見出し」なので)

続いて「見出し2」を選択。

この様に設定できたら「設定を保存」を押して完了です!

既に登録した広告内容で配置数を増やしたい場合
尚、同じ広告形式でさらに配置を追加したい場合は「配置の新規作成」をクリックします。
この様な表示になるので、また新たに一つ一つ設定していけばOKです。

試しに「記事下」に同広告を配置したい場合は、こんな感じ。

登録した広告は「Adcvanced Ads」→「設置」から一覧で確認出来ます。

違う形式のアドセンス広告を追加したい場合
違う形式のアドセンス広告を挿入したい場合は、新たに広告登録が必要です。
「Advanced Ads」→「広告」→「新しい広告」から設定していきましょう。

登録が終わったら、同じ流れで場所を設置していく、という流れですね。
記事内に手動で広告を挿入させる方法
記事内に広告を手動で挿入させたい場合は、下記の通り。
記事投稿画面にいくと、エディタ設定画面に「Ad」という表示が新たに加わっています。
該当箇所でそのボタンをクリックするのみ。

プルダウンで広告タイプを選択します。

コードが挿入されたら完了です!

記事投稿後は、必ず広告が反映されているか確認していきましょう。
もし毎回「Ad」ボタンをクリックするのが面倒くさい場合は、コード自体を
辞書登録してしまえばOKです。
Macの場合は「システム環境設定」から、Windowsの場合は「IMEツールバー」から
自由に登録出来るので、よく使うコードや文字はどんどん登録しておくと良いですよ。
Advanced Adsで広告表示されないのはエラーのせい?
設定が終わってもなかなか広告表示されない場合に考えられる原因ですが、
下記のいずれかに該当していると思われます。
- 広告設定が新しい
- コードが間違っている
- 設定が間違っている
- 他広告設定との相性
一つ一つ見ていきますね。
①広告設定が新しい場合
広告を作成したばかりの場合、ただ反映待ちの可能性大です。
管理人は1時間弱程で反映されましたが、個人差もあると思うので少し待ちましょう。
②コードが間違っている場合
コピペし直しで解決します。今一度アドセンスコードを確かめてみましょう。
③設定が間違っている場合
広告新規作成の際にいずれかの選択肢を誤っている場合です。
例えば「広告タイプ」を選ぶ際に「プレーンテキストとコード」を選ぶと
赤字で「アドセンス広告を選んでください」というエラーの様なアラートが出る事があります。
が、必ず「プレーンテキストとコード」を選んでいきましょう。
④他広告との相性
自動広告を設定していたり、テンプレート内でコードを設定していたりすると
その相性で表示されないことがあります。
設定が全て正しいはずなのに時間が経っても表示されない場合は、
アドセンス関係のHTMLコードが他に貼り付けられていないか確認をしていきましょう。
Advanced Adsの効果的な使い方&注意点
Advanced Adsの最新版を改めて設定してみた個人的な感想は、
やっぱかなり面倒くさい・・・!!
です。
が、他のプラグインだと毎回手動設定が必要だったり、数に制限があったりするので
何だかんだ合理的だと思います。
Advanced Adsの場合、広告設定を一括変更することも可能ですし、その都度希望の箇所に細かく指定できることが魅力です。
逆にいえば見出し構成や文字数が記事によってバラバラな場合は、一括挿入させる広告数は最低限(最上部&最下部だけとか)にして、あとは都度手動挿入していくやり方が個人的にはオススメです。
あとはマイナーチェンジが頻繁にあるので、ある意味安心なプラグインとも言えます。
最初は手間ですが、一度設定してしまえば楽ですので、是非参考になさってください。