WordPressでブログを運営してる場合に欠かせないアクセス解析ツール。
記事ごとにPVをカウントしてくれる便利プラグイン、postviewsを使ってる場合は、
互換性のなさから大量のエラー事例が報告されています。
今回は記事アクセスカウントや流入経路も解析してくれる、postviewsの代わりどころかそれ以上の超優秀プラグイン、
Google Analytics Dashboard for WPの設定方法と使い方、
カスタマイズやアナリティクス解析の見方と注意点も解説していきます。
記事毎のアクセス数をカウントするプラグインにpost-viewsを設置してる場合はエラーに注意!
記事毎のPVカウント数を期間別に解析表示してくれる超便利プラグイン、postviews。
設定するだけで投稿画面一覧にPV数が表示されるので、めちゃくちゃ便利なんだけど・・・
最終更新日からもはや数年が経っている状態。
現に、これが原因で403エラーなどのトラブルも起こってしまう事例があります。

ということで、便利なpost-viewsさんにサヨナラを告げ(プラグイン削除)、
代替プラグインであるGoogle Analytics Dashboard for WPを導入していきましょう。
参考記事:WordPressでプラグインをインストール&削除する方法
(何だか長ったらしい名前だな・・・)という感じですが、
実はこのプラグイン、めちゃくちゃ便利なのです!
post-viewsよりも実用的で分析力に長けてる&おまけに見方も簡単なので、
サササッと設定していきましょう。
Google Analytics Dashboard for WPの設定方法
まずはWordPressのダッシュボードから
「Google Analytics Dashboard for WP」をインストール&有効化させます。

参考記事:WordPressでプラグインをインストール&削除する方法
有効化まで完了したら「設定」をクリック。

するとアナリティクスの設定画面に飛ぶので、ここからご自身のリンクさせたい
Google Analyticsと紐づけていきましょう。
「プラグインを認証」をクリックします。

「アクセスコードを取得」をクリック。

Googleの画面に飛ぶので、ログインしていない場合は
Google Analyticsのアカウントを選択します。

するとGoogle Analytics Dashboard for WP用の
コードが表示されるので、コピペします。

WordPressのダッシュボード画面に戻りましょう。
先ほどの画面の「アクセスコード」という欄に、
コピーしたコードを貼り付け「アクセスコードを保存」をクリック。
「プラグインの認可が成功しました。」という表示が出れば完了です!^^

これでGoogle Analytics Dashboard for WPの基本設定は完了です!
GADは必ず初期設定を!アナリティクスWカウント注意点&自分のアクセス除外する便利カスタマイズ方法
ここからはGoogle Analytics Dashboard for WP(以下GAD)設定時における
注意点&自分のアクセス数を除外する便利なカスマイズ方法を書いていきますね。
要注意!GADでアナリティクスが二重でカウントされない様に必ず初期設定を!
実はGADを導入することで、アナリティクスがWカウントされてしまう可能性が大なので、
インストール時に必ず設定を確認しておきましょう!
もしもheader.phpなど既にアナリティクスタグを埋め込んでいる場合、
そのままだとGADで排出される数字と二重でカウントされてしまうんですね・・・。
GADを入れたタイミングでアナリティクス数字がおかしいと気づいたらやるべきこと
GADを入れてから「アナリティクスの数字が明らかにおかしい!(直帰率一桁とか)」
となった際は確実にWカウントなので、すぐに対処していきましょう。
既存のアナリティクスタグをテーマ編集などから削除してもいいですし、
私の場合は面倒だったのでGADでアナリティクスカウントをしない様に設定をしました。
GADでアナリティクスをWカウントさせない様に無効化する設定方法
GADでカウント無効にさせるやり方はこちら。
まずは、WordPressダッシュボード画面下部にある
「アナリティクス」を選択します。(キャプチャの①)
「基本設定」画面で「トラッキングの種類」を
「アナリティクス」から「無効」に変更。(キャプチャの②・③)

すると全てのタブがなくなり、
GADからはアナリティクスの数字がカウントされなくなります。
この状態で「変更を保存」をかければOKです。

以上で設定はおしまいです!
GADの便利カスタマイズを生かしたい!自分のアクセス数を除外して正確にカウントする方法は?
もしもGADを色々カスタマイズしてみたい!という場合は、
既存のアナリティクスタグを削除しておきましょう。
その場合は、是非「自分のアクセス除外」設定をしておくと良いですね!
この設定をしておくことで
「自分がアクセスした数」をPV数から除外しておくことが出来るので、
より精緻でPVを分析することが出来ます。
GADで自分のアクセス除外する設定方法
やり方はこちら!
ダッシュボードから「アナリティクス」を選択し、「トラッキング除外」を選択します。
「トラッキング対象外」に下記の様にチェックを入れて「変更を保存」をクリック。

以上で完了です!^^
Google Analytics Dashboard for WPの使い方!記事別の見方は?
無事に設定が全て済んだら、早速記事毎のPV数を確認していきましょう!
WPダッシュボードの「投稿一覧画面」を開けると
「アナリティクス」というグラフが追加されています。

解析したい記事のグラフをクリックすると、棒グラフの様な表示になります。

①期間と②内容をプルダウンで選択出来るので、それぞれ選択していきましょう。
棒グラフにカーソルを当てると、その時間ごとの数字を確認することも出来ます!

post-viewsではPVしか確認出来ませんでしたが、それ以外の要素に関しても、
わざわざアナリティクスを開かなくても確認できるのはありがたいですね!
ちなみに私が記事毎のGADで、見ているべきポイントは大体この3点。
- PV・・多ければ多いほど◎
- ページ/セッション・・1.8以上だと◎
- 離脱率・・80%以下だと◎
勿論その他のポイントも見ますが、大体この辺りを確認しています。
Google Analytics Dashboard for WPの使い方!サイト全体の数字の見方は?
GADの優れている所は、記事毎だけではなく、アナリティクスの様にサイト全体の数字も解析してくれること。
WordPressの「ダッシュボード」をクリックすると、サイト全体のアナリティクス数字を確認することが出来ます!

下部に、記事毎のグラフを開いた時と同じグラフ表示があるはずです。
こちらがサイト全体の流入経路や解析数字が表示されたグラフ。
使い方は記事毎と同じです。

また、「リアルタイム」を選択すると、
まさに「今」のアクセス流入経路を解析してくれてます。

数字の横にあるカタカナ用語は流入経路です。
- リファラー・・別サイトの参照元
- キーワード・・キーワード検索
- ソーシャル・・SNS
- キャンペーン・・キャンペーン広告
- 直リンク・・URLリンクからのダイレクト
Googleアナリティクスを開かなくても、
サイト全体のリアルタイム流入経路&流入数を分析出来るのはありがたいですね!
Google Analytics Dashboard for WPを使ってブログ収益の効率化を!
今回はGoogle Analytics Dashboard for WPの設定方法を解説していきました!
一見難しそうに見えるアクセス解析ですが、
ブログ収益化を目指すのであれば、決して避けて通れない道です。
実際にアナリティクスの数字が自分の理想に近づいてくると、苦手意識は何処へやらと
数字を見るのがめちゃくちゃ楽しくなってきますよ!(笑)
便利プラグインを駆使して、スマートな記事更新を行なっていきましょう。
