WordPressでブログを立ち上げた際、色々と便利機能を付けたくてついつい入れすぎてしまうのがプラグイン。
今回は「必要最低限」にこだわりたいミニマル思考の管理人が、初心者が入れておくべきオススメプラグイン&慣れてきた中級者向けの便利プラグイン3選をまるっと紹介していきます。
プラグインの入れ方、設定方法に関してはこちらのページを参考にしてくださいね。
WordPress導入と同時に入れておきたいプラグイン
まずはいの一番に入れておきたい超基本のプラグインから!
Akismet Anti Spam
Akismet Anti Spamはスパム対策用のプラグイン。
設定することで自動的にスパムコメントを振り分けてくれます。WordPressにデフォルトで付いているので、即設定していきましょう。
参考記事:Akismet Anti Spam&APIキーの取得設定方法
WP Multibyte Patch
日本語のサイトを作るのであれば、必ず入れておきたいプラグインがWP Multibyte Patch。
WordPressは元々アメリカが開発したソフトウェアですが、このWP Multibyte Patchを使う事で日本語変換における文字化けや不具合を防ぐ事ができます。
Akismetと同様、WPにデフォルトでインストールされています。こちらは有効化のみしておけばOK。
SEO強化や分析に役立つプラグイン
続いてはSEO対策やアクセス分析に役立つプラグイン。
Google XML Sitemaps
Google XML Sitemapsは自分のサイトで記事を更新した際に、検索エンジンに通知をかけることでインデックス速度を早めてくれるプラグインです。
参考記事:Google XML Sitemapsの使い方&サイトマップを送信する方法
All in One SEO Pack
All in One SEO PackはSEO関連をまるっと設定してくれる万能プラグイン。
最近(2019年1月現在)ではAll in One SEO Pack導入を非推奨としているテンプレートも多く存在しているので、必ずお使いのテンプレートとの相性を確認しておきましょう。
設定方法はこちらをご参考ください。
External Links in New Window
外部リンクを別ウィンドウで開いてくれるプラグインです。
こちらのプラグインは有効化するだけで、外部リンクを全て新規タブで開いてくれます。
例外を設定したい場合は、プラグイン→Setting から、指定URLを入力するだけでOK。
Google Analytics Dashboard for WP
【こちらのプラグインは仕様改変の為、無料使用が出来なくなっています。代替プラグインを探し中です】/2020年2月27日追記
Google Analyticsと連携させることで、記事別PV、セッションや属性、流入経路など詳細に渡って数字分析が出来る優秀プラグイン。
以前は「post-views」というプラグインを使っていましたが、アップデートによる大量エラーにより、こちらのプラグインを使用しています。
post-viewsよりも詳細に渡ってダッシュボード上でアクセス解析が出来るので、どのくらいアクセスがきてるのか、どの記事が最も読まれているのか、など詳細に渡って分析が出来ます。
参考記事:Google Analytics Dashboard for WPの設定方法と使い方
ユーザビリティ向上に役立つプラグイン
お次はサイト読者のユーザビリティを高めたり、滞在時間を長くさせるためのプラグインです!
Contact Form7
サイトにお問い合わせフォームを設置させるプラグインです。
例えば読者がサイト運営者に対して問い合わせをしたい場合や、クレームを言いたい場合はこちらのフォームを通してメッセージを送れる機能です。
お問い合わせフォームを作ることでファンやリピーター読者が増えたり、あるいは逆にクレームの行き場がなく最悪グーグルへ直接通報されてしまうリスクもなくなるので、必ず設置しておきましょう。
参考記事:Contact Form7でお問い合わせフォームを設置させる方法
PS Auto Sitemap
サイトの「目次」を作るプラグインです。
読者がサイト内で迷子にならない様に、記事一覧を表示することが出来ます。
一度設定すると自動的に更新記事も一覧追加されていきます。
Category Order and Taxonomy Terms Order
カテゴリーの順番を設定出来るプラグインです。
有効化させると「投稿」ページからカテゴリーの順番を自在に編集できるので、旬のカテゴリーを読者にアピールさせることが出来ます。
記事作成に役立つプラグイン
最後は記事投稿の際、より合理的に更新を捗らせるためのプラグインです。
No Self Pings
WordPressでは、ブログにURLを貼り付けた場合、そのブログから自動的にバックリンクが貼られる仕組みになっています。
このNo Self Pingsをインストールしておくと、自分のサイト内記事同士で貼り付けた際に逐一ピンバック通知に煩わされなくて済みます。
最初は必要ないと思うかもしれませんが、有効化するだけで機能してくれる簡単プラグインなので是非入れておきましょう。
Broken Link Checker
ブログのURLリンク切れを一括チェックしてくれるプラグインです。
リンク切れを検出した際はダッシュボードの「ツール」→「リンクエラー」で確認出来ます。
デフォルトでエラー発生ベースでメール通知がくる様になっていますので、有効化だけで十分。通知がきたら溜まる前にサクサク更新させていきましょう。
設定を変更したい場合はダッシュボードの「設定」→「リンクチェッカー」から可能です。
Tiny MCE Advanced
【こちらのプラグインはClassic Editorのみ対応でしたが、最新のWPの適応外となっています。Gutenbergに移行するか別プラグインで対応していきましょう】/2020年4月15日追記
記事内の文字装飾やデザインをワンクリックで編集できるプラグイン。
有効化させたあとは設定から「Tiny MCE Advanced」へ進み、「エディター編集」画面から使用したいアイコンをドラッグ&ドロップさせて編集することが出来ます。
クリックひとつで文字装飾やリンク設定が出来るので使わない理由はありません^^
Auto post Thumbnail
記事内の最初の画像を自動的にアイキャッチ画像へ設定してくれるプラグインです。
特にトレンドアフィリエイトの様な短期で収益化させたいブログを作る際には重宝する時短プラグイン。
参考記事:Auto post Thumbnail
AddQuicktag
こちらはマストではないですが、あったら便利なプラグイン。ボタンひとつで文字や見出しデザインを変更させたりすることが可能です。
いちいちHTMLコードを打っていて装飾しているケースはこちらのプラグインを有効利用させていきましょう。
サイト開設が完了し、記事更新し続けていく上で色々とこだわりたくなったら追加していきましょう!
参考記事:AddQuicktagでクイックタグをボタンカスタマイズする方法
Simple Custom CSS
主にサイトデザインを編集させたい場合、外観→テーマ編集で調整する場合も多いと思いますが、このプラグインを使うことでサイトが真っ白になるリスクを犯すことなくCSS編集が可能です。
参考記事:Simple Custom CSSのカスタムCSSを使用する方法
最近のテンプレだとデフォルトでこのCSSカスタマイズが出来るテーマも多いので、その際はインストール不要です。
テンプレートについている場合は、大抵「メニュー」→「外観」内に入っています。
プラグインはあくまでも一つの目安に、柔軟に取捨選択を
今回は初心者が入れるべき&中級者向け別に、オススメの最低限入れておきたいプラグインを紹介しました。
プラグインは随時アップデートされていくものですし、記事更新を進めたりある程度収益化されてデザインに凝り出したいタイミングになった時点で、また色々と試行錯誤し続けたりするものです。
また、あまりにも沢山入れると不具合やサイトが重くなってしまう原因にもなり兼ねません。
サイト開設初期段階は必要最低限合理化させるものだけ入れて、あとは柔軟に取捨選択、というスタイルでいくのが個人的にはオススメです!