WordPressでブログを立ち上げた場合、必須となるのがSEO強化対策。
今回はブログ初心者の方は特にSEO対策として設定しておきたいプラグイン「All In One SEO Pack」について、設定方法と使い方を解説していきます。
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All In One SEO Packとは?
All In One SEOパックは、初心者の方に特におすすめなSEO対策プラグインです。
というのも、All In One SEOパックを正しく設定すれば、ブログ記事ごとに記事タイトルやdescription(ディスクリプション)、キーワードを設定することができ、検索結果画面で記事を上位表示させやすくすることができます。
また、All In One SEO Packは頻繁にアップデートされ、それに伴い新たな機能が追加される魅力もあります。
現在(2017年7月5日20時)、All In One SEO Packの機能としては
- ブログのタイトルやメタタグの設定
- メタキーワードの詳細設定
- Google Analyticsのアクセス解析コードの設置
- XMLサイトマップの生成機能
- Search Consoleの認証
- Google+の著作情報の登録
- ソーシャルメディアのmetaタグ設定(facebook OGPやTwitterカード設定)
などが代表として挙げられます。
※追記(2018/12/24)※
最近のWordPressテンプレートは優秀なものが多く、これらの機能が付随してる事で「All in One SEO Packとの併用は非推奨」とするテンプレも多くありますので、自己判断で使っていきましょう。
というのも、デフォルトでキーワードが自動生成されるテンプレでは、ダブルでキーワード設定されてしまうので逆効果になってしまうからです。
管理人はいまだに併用していますが(何となく笑)、設定はダブらない様にテンプレートごとに再設定しています。もしテンプレートによって「必要ない」と思ったらプラグインごと削除するか、カスタムしていきましょう。
この判断基準は「テンプレート名 All in One Seo」とかで検索すれば沢山出てくると思いますのでググってみてください。
All In One SEO Pack設定方法・動画で解説
All In One SEO Packのインストール&設定方法
まずはWordPressのダッシュボードから、All in One SEO Packをインストールしていきましょう。
参考記事:WordPressにプラグインをインストール&有効化する方法
一般設定
有効化まで終わったら、
「プラグイン」→「All In One SEO Pack」→「SEO設定」もしくは、
ダッシュボードに「All In One SEO Pack」が追加されるので「一般設定」をクリック。

「一般設定」の「Canonical URL」にチェック。Caronical URLこちらは重複コンテンツを防止する効果があります。

ホームページ設定
続いて「ホームページ設定」でホームタイトル・ホームディスクリプション・ホームキーワードを入力。

ホームディスクリプションは、検索画面でタイトルの下に出てくる文章のことです。
ホームキーワードは、ディスクリプションに使用されている順番通りに、検索されたいワードをカンマで区切って入力しましょう。
タイトル設定
「タイトル設定」で「タイトルを置き換える」→「有効」にチェック。
「投稿タイトルのフォーマット」は赤枠の様に入力していきましょう。

こうする事で、検索画面から記事タイトルのみが表示されます。
他のタイトルフォーマットも「%blog_title%」を削除すると同様にブログタイトルが表示されなくなります。
ちなみに私は固定ページタイトルフォーマットと、投稿タイトルフォーマットの2箇所を編集しました。
カスタム投稿タイプ設定
「カスタム投稿タイプ設定」は、カスタムでSEO設定されたい方以外や、初心者でよく分からない方は「無効」で問題ありません。

こだわりたいという方は、慣れてからカスタムしていきましょう。
Noindex設定
「Noindex設定」の「カテゴリーをnoindexにする」のチェックを外します。

noindexとは、ページをインデックスさせないこと。つまり、更新情報をgoogleのクローラーに伝えないことです。インデックスするべきでないものをnoindex設定することでSEOが効果的になります。
詳細設定
「詳細設定」→「ディスクリプションを自動生成」にチェック。

ディスクリプションは検索画面で、タイトルの次に表示される部分ですね。チェックを入れることで、1記事毎に設定しない場合、タイトル記事本文から自動的に生成してくれます。
キーワード設定
「キーワード設定」→「キーワードを使用」を「有効」にチェック。他を赤枠通りに設定。

キーワードは記事投稿時に手動でつけていった方がSEOに効果的ですので、チェックを外します。
全ての設定が終わったら、「設定を更新」をクリック。
以上で設定は完了です!お疲れ様でした^^
All In One SEO 投稿画面の使い方
全ての設定が完了すると、新規に記事を投稿する際、本文下部分にAll In One SEO Packメニュー一覧が追加されています。
記事投稿の際には、タイトル・ディスクリプション(もしくは自動生成)・キーワードを入力していきましょう。

All In One SEO まとめ
WordPressでのAll In One SEO Packプラグイン設定は以上になります。
今回紹介したのはあくまで一例ですので、初心者の段階を抜けたら徐々に自分用にカスタマイズしていったり、テンプレートとの相乗効果を図っていってもいいかもしれません。
またAll In One SEO Packはアップデートが随時行われるので、機能追加に併せて柔軟に対応していったりなど、順々にご自身のサイトに合わせてカスタマイズしていくのも一つですね。
SEOにこだわりすぎる事で記事更新がおろそかになってしまうと本末転倒ですが、こういったベースの部分を最初にしっかり整える事で落ち着いて作業に集中できます。是非サイト構築の際にSEO設定はしっかりと行なっていきましょう。
