先日Macで作業していたら、iPhoneやiPodなどのデバイスを繋いでいないにも関わらず
いきなり「チャーン♫」と音楽が流れ出して「ハイ!?」となったのですが、
終了させてもすぐに再び動き、勝手に自動再生。
これが何度も何度も続く・・という地獄の泥沼イタチごっこ状態になりました。
今回はそんなMacでiTunesが勝手に起動した時に一発で直した簡単解決方法を紹介します。
MacでiTunesが自動起動する原因と対処法
先日「iPhoneで音声コントロールが勝手に動く時の解決方法」の記事にも書きましたが、
デバイスに何かしら別のデバイスを繋げる事が、自動起動や自動再生などの原因につながる事があります。
Macの様なPCの場合、iPhone・iPodなどのデバイスを繋ぐと同時に、
自動的にiTunesを起動させられる様に「設定」をする事が出来ます。
という事で念には念を入れ、
まずは基本的なiTunesの自動起動設定から確認してみました。
念の為iTunesの基本設定から自動再生機能を確認してみる
iTtunesのデバイス画面から「概要」を選択します。
下部「オプション」に
「このiPhoneを接続している時に自動的に同期」のチェックがついていたら、外しましょう。

続いてiTunes「環境設定」→「デバイス」を選択し
「iPod、iPhone、およびiPadを自動的に同期しない」にチェックをしておきましょう。

これでiPhoneやiPodなどのデバイス自動同期は解除されている状態です。
しかーし!
「勝手に何度も再生されていい加減うっとうしいわ!」という状態の場合、
こんな設定を確認完了した所で直らないケースが多いと思われます(笑)
上記の設定を確認し、再起動しても直らない場合、
原因はおそらく何かしらのアップデートトラブルや
アプリケーション不具合の可能性が高いと思われます。
ですが、悠長にappleサポートに相談する時間なんてないんじゃ!
今からSkypeやFacetimeで音声通話するのにどうするよ!という方向けに、
次から暴走しまくるiTunesを一発で黙らす方法をお伝えしていきます。
iTunesが何度も勝手に再生される時に一発で終了させる解決方法はNVRAM(PRAM)リセット
iTunesが勝手に起動されまくり再生されまくりで困った時に私が一発で解決させた方法は、「NVRAM(PRAM)リセット」です。
NVRAM(PRAM)とは
NVRAM(PRAM)とは、
Macの電源が入っていなくても特定の設定情報を保存しておく特殊なメモリ領域の事。
このリセットを行うという事なので、やたらめったらに行うものではありません。
「NVRAM(PRAM)」に保存されている情報は
- スピーカーの音量
- 画面の解像度
- 起動ディスクの選択
- 最近起きたカーネルパニックの情報 (存在する場合)
上記4点。なので、NVRAM(PRAM)リセットを行う場合は
上記の中で何かしらのトラブルが起きた時に有効、と考えていいでしょう。
ちなみに「カーネルパニック」とは、Macで修復不能な問題が生じ、
起動中のアプリケーションに影響が及んで再起動せざるを得ない状況の事。
これはオペレーティングシステムの基盤を支える部分 (カーネル) が
「再起動が必要な問題がある」と判断している事から
「カーネルパニック」と呼ばれているらしいです。
たまに起こるドキドキさせてくれるコレ↓ですね。

NVRAM(PRAM)リセットの手順
前知識も増えたところで、本題の「NVRAM(PRAM)リセット」手順をお伝えします。
- Macをシステム終了。「command」「option」「P」「R」キー場所を確認。
- Macの電源を入れる。
- 「command + option + P + R」の4つのキーを同時に押し続ける。
- Macが再起動して「ジャーン」という起動音が聞こえるまで、キーを押したままにする。
- 2回目の起動音が聞こえたら、キーを離してOK。
「一手間かかる再起動」みたいなものですね。1分もかからず一発で大人しくなりました。
NVRAM(PRAM)リセット後に必要なこと
リセット後は必要に応じて「システム環境設定」からリセットされた設定内容
(音量、画面解像度、起動ディスクの選択、時間帯など) を調整が必要です。
特にカスタマイズしていなければ何もしなくて大丈夫と思います。
とりあえず簡単な再起動だけですぐ直って良かったとは思ったものの、
また同じ様な事が起きたらappleサポートに相談するつもりです。
不具合やエラーは何かしらのトラブルの兆候である可能性も高いので、
バックアップは常時とることを基本に、サポートを上手に利用しながら
Mac Lifeを楽しんでいきましょう!