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アラサー女子におすすめな「働く女性」ドラマ6選!仕事&恋愛にやる気が出てくる面白作品を紹介

もう仕事も恋愛も疲れて今夜は酒を煽って女子会だ!というアラサー女性の皆さま、本当にお疲れ様です。

いつの時代も頑張る女性は美しいもの。分かっちゃいるけどやる気が出ない、仕事命だけど結婚とか考えなきゃどうしよう・・・と思い始めるといつもの堂々巡りが始まって現実逃避したくなりますよね。

今回は管理人の完全なる独断と偏見で選んだ、そんな現実逃避をしながらも仕事も恋愛もやる気が出てくる様な、30代独身女性におすすめな面白ドラマ6選を紹介します!

「働く女性」ドラマおすすめ①:働きマン

一つ目は、2007年に菅野美穂さん主演ドラマ「働きマン」。安野モヨコ原作の人気漫画実写化ドラマです。

週刊誌の編集者として雄々しく活躍する松方弘子役を、とっても可愛い菅野美穂さんが演じていることでドラマはかなりソフトな印象になっています。

 

スイッチが入ると寝食を忘れていつもの3倍のスピードで仕事に没頭する「男スイッチ」

「男スイッチ」というワードは今だと色々物議を醸しそうなキーワードではありますが、頑張る女子の皆さまなら何となく分かる部分あるのではないでしょうか。

 

個人的に「働きマン」の主人公設定である20代後半時期は、第一次結婚ラッシュのタイミングではないかと思います。

友人たちが次々と結婚したり、はたまた転職したりと人生の岐路に置いて決断をしていく中で、毎日「男スイッチ」入れてバリバリ働いていても「仕事・恋愛・結婚」の漠然とした見えない不安に覆われていて、それを振り切る様にまた仕事に突っ走る、という弘子の様なアラサー女性は多いのではないでしょうか。

 

ちなみに個人的に一番共感したのは速水もこみちさんが演じてた「やる気のない新入社員」に対する「土の中を歩け!」のくだりでしたね(笑)。

真面目に頑張ってる自分って一体何なのー!と闇に向かって叫んでるアラサー女子におすすめです。

原作漫画はこちら

「働く女性」ドラマおすすめ②:逃げるは恥だが役に立つ

二つ目は、新垣結衣さん&星野源さん主演、「恋ダンス」でも大ブレイクした、言わずと知れた大ヒットドラマ、「逃げ恥」

心理学の大学院出の高学歴女子にも関わらず、就職難で派遣社員になり、さらにその高学歴がアダとなりクビとなった主人公・森山みくりはひょんなことから堅物サラリーマンの「平匡さん」の妻として「契約結婚」をする事に。

一つ屋根の下で過ごすうちに、徐々に恋愛感情が生まれる二人ですが、みくりは恋のときめきと同時に、「妻」としての役割と「仕事」としての生産性に対して疑問を持ち始める様になります。

 

もともとは「家事代行サービス」として有料で家事をやっていたみくりは、「恋愛感情」が発生したことにより金銭が発生しなくなったことに大きな疑問を感じる様になりますが、これって多くの専業主婦の方が通る道なのではないでしょうか。

今でこそ、家事育児に協力的な姿勢の男性は増えていると思いますが、この辺の「モヤモヤ」をうまく言語化してくれたんじゃないかなーと思います。

 

元々は大人気コミックが原作であり、契約結婚」という新しい結婚の形を時代に馴染ませて「女性の幸せ」「働き方」をコミカルな演出とトレンドさにうまくマッチさせたドラマでしたよね。

そしてとにかく主演の二人がとってもかわいくて、叫びたくなります!(笑)原作漫画も面白いのでおすすめです。

原作漫画はこちら

「働く女性」ドラマおすすめ③:離婚弁護士Ⅱ

三つ目は、かっこいいキャリアウーマンの代名詞、天海祐希さん主演の「離婚弁護士Ⅱ」。2004年に放送され「ハンサムウーマン」というサブタイトルも付きました。

敏腕の法務弁護士として名を馳せた間宮貴子が、離婚弁護士として様々な人間の生き様を深く関わり、成長していく物語。同じく男前なキャリアウーマン役を演じてヒットした人気ドラマ「boss」と同じスタッフが手がけています。

とにかく天海祐希さん演じる男前な間宮貴子がかっこいい!

 

「離婚弁護士1」も面白いですが、どちらかというと1では「キャリア」のみに焦点を当てている印象に対し、「離婚弁護士2」は主人公の貴子自身の恋愛にも焦点を当てており、仕事はできるけど恋愛には不器用なアラサー・アラフォーの訳あり恋愛が描かれています。

不倫や相続問題、籍を入れない内縁妻、年の差カップルと、様々な「結婚」「離婚」の形を見ていくうちに、「結婚って何なんだろーなー・・・。よし、仕事がんばろ!」となりますよ(笑)

リアルな人間ドラマには救いようのない展開も仕方ないのは当然なものの、個人的に天海祐希さんの演技を見ていると「仕事が出来る女は清々しいなー」と惚れ惚れします。

「働く女性」ドラマおすすめ④:ハケンの品格

四つ目は、言わずと知れた「美しきデキる女」篠原涼子さんの話題作「ハケンの品格」。

今でこそ「敢えて派遣社員として働き方を選ぶ」という生き方は徐々にメジャーとなってきており、コンプライアンスにも厳しくなってきていますが、2007年放送時は「正社員と同じ仕事のパワーで給料は安い」「いつ首を切られてもおかしくない」という「派遣社員=負け組」という偏見や格差的風潮もあからさまでしたよね。

 

主人公は、そんな当時の「安い人件費で派遣をこき使う」という企業のやり方を逆手にとった生き方をする30代派遣社員女性。

3か月働くと3か月間旅に出る伝説の派遣社員・大前春子は、時給3000円の破格で働く特Aランクの「ハケン」。言いたい放題、やりたい放題だけど言うことは全て正論、そして誰よりも確実に結果を残す春子が本当にかっこいい!

大企業と共倒れするリスクを知る春子は「信じられるのは自分と時給だけ」と言い切ります。

 

これだけのスキルとジャッジメントを備えてるなら、現代版春子であればとっくに起業してると思いますが(笑)、正社員に対して冷静に放ちまくる春子のど正論砲撃には、会社・仕事・人間関係、そして自分の価値観を見直せざるを得なくなること確実です。

ちなみに「anego」「ラスト♡シンデレラ」「大人女子」なども篠原涼子さん主演キャリア系ドラマとしておすすめ!

「働く女性」ドラマおすすめ⑤:カバチタレ!

五つ目は2001年に放送された常盤貴子さん・深津絵里さん主演のフジテレビ全盛期時代ドラマ「カバチタレ!」。

アラサー世代にはたまらないですよね!(笑)

 

「信じる者は救われる」信念の天然おっとり広島美女の田村希美と、「信じるものは救われない」信念を持つ強気で冷静な司法書士・栄田千春。真逆のタイプの二人が、様々な法律案件やお互いの価値観を通して成長していく物語。

「早くいい男と結婚したい」二人の恋愛や結婚の価値観については「約20年前のドラマ」ならではの部分もあるものの、「生き方」「働き方」の部分ではコミカルな中にも核をつくセリフが沢山出てきます。

 

黒髪ベリーショートで全身真っ黒ファッションに身を包んだクールキャラの深津絵里さんが早口でまくし立てるシーンが痛快!

そしてドがつくキャリア志向の栄田さんが、恋愛に関しては超不器用なのも、仕事まっしぐらな女性あるあるな感じで共感できます(笑)

 

ちなみに高校生の山P&香里奈ちゃんの代表作でもあります。私はこのドラマ、学生時代にリアルタイムで見てたのですが、二人の美男美女ぶりに強烈なショックを受けたのを覚えています・・(笑)

今ではキャリア美女役が多い篠原涼子さんが、お色気婦警さん役を演じていたり、若かりし山田優さんが脇役として出演したりと見所も多いですよ。

「働く女性」ドラマおすすめ⑥:恋のチカラ

最後は、2002年放送の「恋のチカラ」。堤真一さん&深津絵里さん主演の大ヒットドラマ。

間違いで引き抜きされた30歳の女性が、諦め掛けていた恋愛と仕事を取り戻すストーリー。大ヒットドラマ『やまとなでしこ』とメインキャストとスタッフが同じであり、「やまとなでしこ」の様に冬に見たくなるハッピードラマの一つです!

 

仕事の失敗から左遷された本宮藤子は、現在の自分に焦りを感じる最中、憧れの売れっ子デザイナー・貫井巧太郎からまさかのヘッドハンティングを受けて「貫井企画」の一員になります。

仕事に対する情熱を失いかけていた藤子でしたが、天才肌の貫井や、貫井企画のメンバーであるやり手の営業や若手クリエイターとはまた違う視点を持つ事で、思わぬやりがいと自分自身の価値を見出していきます。

 

このドラマを見ていた当時、大企業では決して活かせない「私ならではの視点」というのは、小規模の組織だと思わぬところで活かせるんだなーとぼんやりと思ったものでした。

嫌な役柄の人が一人もいないので安心して見ていられるので、純粋に元気が欲しい時、幸せなドラマが見たい時におすすめです。主題歌である小田和正の「キラキラ」が脳内でリピートされますよ(笑)

営業役の西村雅彦さんと、非社交的の売れっ子デザイナー役の堤真一さんとのやり取りも、身内でパートナーシップを組んで独立した独立起業家さんには共感ポイントかもしれません。

「働く女性」ドラマは社会を映す鏡の様なモノ

今回は働くオンナのドラマ6選を紹介しました。

こうやって見ると「昔からよう見てきたな・・・」とつくづく思いますね(笑)

しかしドラマってその当時の社会性が本当に現れるなーと思います。特にドラマの中での女性の働き方や価値観というのは着眼すべき指標の一つですよね。

恋愛もののトレンディドラマ全盛期に比べて、現代では恋愛をメインテーマにせず「強く逞しい女」が主役になってるドラマが多いなーと思います。

今回は懐かしのドラマも含めて「カッコいい」系の女性を多く挙げましたが、今後の「働く女性」のスタイルがドラマにどう投影されていくのか、引き続き楽しみにしていきたいと思います^^

それでは今回は以上です!