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疲れる、辞めたい・・ヨガイントラ「あるある」な、離職率の高い理由を考えてみた。

女性だけでなく男性にも人気のヨガ。日本でもLAVAなどホットヨガをはじめ、
広告を見ない日はないほど店舗数が増えてますよね。

一方で先生の移り変わりが多い=離職率が高いことも
ヨガ業界の特徴の一つと言えます。

今回は、そんなヨガインストラクターの「やめたいあるある」を、
管理人の独断と偏見で書いていこうと思います。

疲れる、やめたい・・ヨガインストラクターの離職率が高い理由

「ヨガのインストラクター」というと
「好きな事を仕事にしていて良いわね!」と言われる事も多い一方で

すぐに辞めてしまう方もかなり多くいます。

 

最初は「仕事にすらたどり着かない」状態から
努力してせっかく憧れのヨガの先生になってクラスを持てたしても

「実際にやってみると大変だ・・」と思ったり
「思ってたのと違ったかも」と思ったり。

ヨガインストラクターは仕事がない?未経験からの働き方&リアルな現実教えますヨガインストラクターの資格をとり、養成講座を卒業しても、 実際に未経験から仕事をスタートさせる際にに付き物なのが 「仕事にたどり着け...

 

どんな仕事でも同じなのは理屈では分かるけど、
元々は「大好きなヨガ」が「仕事」になった事で

余計に現実とのギャップを感じてしまう、というケースも
あるのではないでしょうか。

 

ヨガインストラクターの離職率の高さ。

その最大原因は、一言で言えば

「疲れる」

事だと思います。

 

ざっくりだな!と思うかもですが、

「疲れるからヨガの先生やめたい」というセリフを
これまでどれだけ聞いて(見て)きたか・・。

 

そんなんどんな仕事も同じじゃい!

という声が聞こえてきそうですが、
次からヨガインストラクターが疲れると言われる「ならでは」の理由を、
一つずつ見ていきます。

①肉体的にハード

一つ目は、肉体

ヨガのインストラクターのほとんどはフリーランス契約。
1日に何本もクラスを持ち、スタジオ間を移動しまくるケースが多いです。

 

特にホットヨガを担当している場合、1日2本〜多い人だと6本持つ人もいます。

ホットヨガの環境は、超高温多湿。言わばぬる目のサウナです。
そんな中で何時間も声をあげながら体を動かせば、
肉体的には相当負担がかかります。

 

ヨガの効果の一つに「自律神経の乱れを整える」というものもありますが、
実は高音度⇆低音度環境へ行き来して温度差を感じる事で、
自律神経が乱れて心身共にどっと疲れが出やすくなるのも事実。

勿論生徒側として1度参加するレベルなら全く問題ありませんが、
先生は1日の間に何度もその温度差を体感する事で、体調を崩しやすくなりがちです。

②注目される、比較されるプレッシャー

続いては、「常に見られている」「比較される」というプレッシャー

ヨガのインストラクターといえば
「痩せてる」「可愛い」「若い」「キラキラしてる」
などのイメージがあると思います。

事実、ヨガのインストラクターには
女優さんやモデルさん出身の方が驚くほど多くいます。

 

容姿の部分も重要視される職業を仕事にするというのは、
妊娠や出産がある女性にとって
精神的なプレッシャーを伴うのは当然かもしれません。

また、容姿以外に限らず実力部分も同様です。
集客人数や口コミなどの評価で、他の講師とダイレクトに比較されます。

 

こういった部分でも強いマインドというか、バランス力が求められてきます。

③イメージを壊してはいけない思い込み

ヨガが好きであれば好きなほど、
「イメージを壊してはいけない」という思いこみ
悩まされているインストラクターが多い様に感じます。

ヨガのイメージは「健康」「美」など「意識高い系」。
実際の効果も、ストレス解消や姿勢改善に免疫力向上など、
あげればキリがありません。

 

だからこそ、ヨガのインストラクターが例えば
「腰が痛い」「肩が凝ってる」
などとは言ってはいけない雰囲気がありますし、

「疲れた」「調子が悪い」などという
ネガティブワードはNGと言うイメージがありますよね。

 

ですが、個人的に言わせていただくと

人間、誰だって疲れる時は疲れますよね。

 

言わずもがな、疲れない為の自己管理はプロとして当たり前です。

ですが、「こうしてはいけない」と緊張の糸を張りやすい仕事であること

そしてそれがさらに心身の悪影響を及ぼして、仕事自体から離れてしまうケースが
多いのではないのかな、と感じています。

④お金と仕事の板挟み

ヨガの仕事が「疲れるな・・」と感じてしまう最後の理由は、
お金と仕事の板挟み」です。

おそらく「好きを仕事にした人」全ての人が
ぶち当たる壁ではないでしょうか。

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「好きなことを仕事にした人」の多くが
向上意欲が高いですよね。

そして、どんな仕事もそうである様に
ヨガにも終わりがありません。

日頃の鍛錬にスキル向上のWS、インド修行など、
自身のスキルアップに励むインストラクターがほとんどです。

 

しかし、当然ながらそういった学びには「お金」がかかります。
そのお金をヨガの仕事で補填しようとすると、

どうしてもクラス数が増えてしまい
睡眠不足から体調を崩してしまったり、

お金と時間とヨガを天秤にかけることへの自己嫌悪で悩んだり、
というケースはあるあるです。

 

仕事をたくさん受ければお金が頂ける。でもその分時間と体力は消耗する。
学びの時間を作ればお金は減る・・・。

このジレンマの末に辿り着いたのが
「ヨガの仕事&副業で会社員(バイト)」という道ならまだしも、

「ヨガは趣味でやって、お金は効率的に会社で稼ごう」と
仕事自体を辞めてしまう、というパターンも多くあります。

ヨガインストラクター特有の「疲れ」。その悩みを転換させるポジティブ発想のススメ

ヨガのインストラクターならではの、特有の疲れ。

大好きなヨガを仕事にしたはずが

「思いの外疲れるな」「理想と違うかも」となった時、
どういった選択肢をとるのか、という事が
その後のヨガ人生に大きな影響を及ぼします。

 

私自身も今のライフスタイルに至るまでには
色々と悩みました。

というか、常に現在進行形で
悩み続けるものじゃないかと思ってます(笑)

 

ただ、私個人としては、割とこういったネガティブ面は
「じゃあどうすれば?」と開き直ってきてしまった部分もあります。

具体的に見ていきますね。

①肉体的にハード→体力をつけるチャンス

肉体的なネガティブ面ですが、
逆転的に考えれば、これは体力をつけるチャンスです。
体力をつけてしまえさえすれば解決する話ですからね。

ただし。自分一人の力ではどうすればいいか分からないですよね。

特に駆け出しの頃は慣れないプレッシャーもあるので
1本レッスンをやっただけで
「もう動けない・・」なんて事もあるあるだと思います。

 

なので、私の場合はとにかく
先人=先輩のヨガインストラクターさんの力を借りました!(笑)

基本的にヨガイントラさんはいい方が多いので(偏見かな・・)
相談すれば親身に乗ってくれます。

私の場合は
「とにかく経験を積む事だよ」「食生活はこれがいいよ」と
教えていただいた事をトレースして、徐々に自分の身体を馴らしていきました^^

②比較されるプレッシャー→自分の良さを伸ばすチャンス

注目されたり、他のイントラさんと比較されるというプレッシャーですが、
これはそもそも自分の力ではどうにもなりません。

人間というのは無意識レベルで他人を評価しているものです。

 

「評価や比較をしているのが他人である限り、
自分はどうにも出来ないな。」と思い、

「じゃあ自分の良いところを伸ばそう!」と思う様になりました。

 

もちろん闇雲に開き直るのではなく、
定期的に仲間同士の勉強会や外部のWSに参加して

「自分の良いところ」「直すところ」を客観的にFBしてもらいます。
常にスキルアップを心がけて、あとはもう経験数と共に
自信をつけるしかないかな、と思っています。

③イメージを壊してはいけない思いこみ→手放す。

私の場合ですが、「イメージを壊してはいけない」という思いこみは
完全に「執着」でしかないな、と思っています。

ヨガに正解はないと思うし、一生学び続けるものだと思うので、
生徒さんには「今の自分のヨガ」を伝える義務があると思っています。

 

「私も腰が痛いんだよね」「実は右の股関節が開きにくいんだよね」
「天気が悪いと気分が乗らなかったりするよね」

こうした自分ベースでの体験談にプラスして
さらに「それをどう解決したか」「どう向き合ってきたか」という情報を
生徒さんにお伝えする事で、

同じ様な悩みを抱えている生徒さんの助けに繋がる事だってあります。

 

指導者としての立場はもちろん大切ですが、
「私もあなたと同じく色々抱えてこう向き合ってるよ」という視点に立つ事で
より高い価値提供が出来る様になると思っています。

④お金と仕事の板挟み→「お金を稼ぐこと」と向き合う

これはヨガ云々以前に、日本人には特にありがちだと思うのですが、

「お金を稼ぐ」=「悪」

という思いこみをなくして、
「稼ぐこと」を肯定する事からスタートさせる事が大切だと思います。

 

ビジネス用語でいうと「マインドブロック」といいますが、
「お金を稼ぐこと」にマインドブロックがあると、
いつまでもお金にとらわれてしまいます。

  • 「ヨガの仕事でスキルアップするためにお金が欲しい」
  • 「お金を気にする事なくヨガの仕事を頑張っていきたい」

こういった欲を否定する必要は全くないですし、
個人的には至って健全な考え方だと思います。

 

私はヨガのインストラクターとは、
「ヨガの技術」と「教える技術」
双方を磨き続ける必要がある
と思っています。

なので、
「稼いだお金で自己投資する事は、
 自分だけではなく現在や未来の生徒さんの為だ」と考えて

 

ひたすら

「どうやったらヨガの仕事を楽しむ事と
 お金を気にしないで生活できる事を
 両立できるだろうか?」

と、考える所からスタートさせました。

好きな仕事だからこそ、自分のペースで長く続けたい。そのために。

好きな事を仕事にしている人、そして
責任感が強く自立心の高い人ほど

諸々の事で手一杯になってしまいがちだったりします。

 

「無理を通せば道理が引っ込む」ともありますが、
あまりに無理をするとどこかで限界がくる時がきます。

「やっぱりヨガはマイペースで楽しみたい」
→「もうヨガを仕事にするのは辞めようかな」という結論に至る前に

少しでも理想の働き方に行き着く為の手段を考える姿勢を作ってみると
色々世界は変わって見えてくるのでは、と思っています。

 

ヨガの仕事で稼ぐのか。
稼ぐ方法はヨガ以外の部分で培うのか。
それともレッスン以外のヨガ関連で稼ぐのか。

手段はいくらでもあります。

 

私の場合は、PC1台で時間も場所もスタイルも一切自由な
ネットビジネスという手段を選びました。

最初は
「こんなマイペースで面倒くさがりやな人間はブログで稼ぐしかない」
くらいの気持ちで始めましたが笑、

今では同じ様な立場の方がメルマガを通して相談にきてくださったり、
私のコンサルを受けて経済的自立を目指したりと

かつての自分と同じ思いを抱いている方と出会う事も多くなり

 

このビジネスを通して、かつての自分と同じ様に
悩みながらも一歩ずつ理想の働き方にたどり着ける人が一人でも増えれば

こんなに嬉しいことはないな、と思っています。

 

好きな仕事だからこそ、
時に自分に優しく、自分に厳しく、時にストイックに

マイペースでやっていきたい。

そのために、生活レベルや経済レベルを落としたくはないし、
プライベートも大切にしたい。

一人の人間として生徒さんと向き合っていくために、
人間としての成長も続けていきたい。

こんな欲張りな私には、
ブログ起業という個人のスモールビジネスが本当にマッチしていました。

 

もしもPC1台で時間や場所を問わない働き方、
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少しでもこのブログを通して、何かお役に立てる事があれば幸いです。