ライフスタイル

果物や野菜のシール番号の意味は?農薬や遺伝子組み換え数字に要注意!

キウイやグレープフルーツなど一つ一つの果物に貼ってあるこのラベルシールですが、よく見ると4桁〜の数字番号が書かれているのはお気付きでしたでしょうか?

実はこちらのラベル、フルーツ好きな人は絶対に知っておかないといけない重要な意味があるんです。

今回は果物が主食なレベルのベジタリアンな管理人がこちらの意味について解説していきます。 

果物や野菜に貼ってあるシール番号の意味は?

トマトやバナナなど、野菜や果物に貼ってあるラベルシール番号に並ぶ数字は、「PLUコード」と呼ばれるもの。

こちらはアメリカの農産物マーケティング協会が、在庫管理と標準化を目的に設定したものです。

アメリカ・・はて?という感じですが、要はこの数字がどんなものかによって

  • 「農薬や化学肥料がどのくらい使われたものなのか」
  • 「遺伝子組み換え商品なのか」
  • 「有機栽培やオーガニック青果なのか」

こういった情報が分かるようになっています。

では、次から実際に何桁の数字がどの様なルートを辿って市場に出ているのかを書いていきます。

5桁で8から始まる意味は遺伝子組み換え作物!

まずは「遺伝子組換え作物」から。

遺伝子組換え作物は、5桁で8から始まる」もの

遺伝子組み換え作物とは、種の組み替えが行われた農作物であり、除草剤をかけても枯れない等、特殊な性質を持ちます。

英語では「GMO」(Genetically Modified Orgasnisms)と呼ばれていますね。

「GMOがいかにヤバイのか」ということに関しては沢山の著書や映画などメディアに存在しています。

中でも個人的にイチオシなのはこちらの映画。

アメリカに住む新米パパが、子供達の将来を思い、映画ど素人にも関わらずに製作して大きな反響を産んだ渾身のドキュメンタリー映画。

実際にアメリカのGMO会社に突入インタビューしたり、GMOが理由で自殺された農家へ訪れたりと、身を粉にして「いかにGMOがヤバイ現状になっているか」を訴えています。

とはいえ、監督のジェレミー・セイファート氏は当時37歳という若さのこともあり、かなり見やすく仕上がっているので、GMOを知る第一歩としてもオススメ!

・・脱線しましたね笑。次行きましょう。

4桁で3か4から始まる意味は化学肥料使用!

続いては「化学肥料使用」作物について。

GMOではないものの、「人体にはとっても有害な農薬をしっかり使ってますよー」という化学肥料飼料作物は、4桁で3か4で始まる」もの

実はこの4桁の数字ラベルが一般家庭でかなり見られる種類だと思います。

一般のスーパーで安売りされているフィリピン産のバナナや、カリフォルニア産のオレンジなどは、かなりの確率でこの4桁数字だと思います。

5桁で9から始まる意味は有機栽培!

次は推奨数字です。上記二つよりも人体への影響が少ないとされる作物。

有機栽培のものは、「5桁で9から始まる」もの

普通のスーパーには並んでいなかったり、安売りの果物の2倍以上の値段がする様なものはこちらのシールが貼ってあるかもしれません。

有機栽培で育てられたり、オーガニックの野菜や果物にこだわりたい!という方はこちらのシールを目安の一つとしてみましょう。

シールが貼られていない野菜や果物は?数字は消費者のためのものではなかった!

このシールに書いてある数字を見れば、自分が口にする果物がどの様な農法で作られたものが分かります。

しかし、中にはシールが貼られていない果物や野菜もありますよね。特に個人商店の八百屋産なんかはほとんどがそうだと思います。

実は、この番号シールを使うかどうかは食料品店の自由となっておので、シール貼り付けは義務ではありません

シール貼り付けに関しては特別な検査、承認、表示の義務付けは行われていないのが現状です。

なぜかというと、PLUコードはそもそも青果品を売買するお店が在庫管理をしやすくするために補助的に使っている事が始まりだった模様。

今のところ遺伝子組み換え食品の場合も、オーガニック食品の場合も、表示するかどうかは生産者しだいとなっている。オーガニック食品の表示をするときは『全米オーガニック・プログラム』に従わなければならない。

消費者団体や議員たちは、遺伝子組み換え食品の表示を義務付けるよう運動を始めた。しかし、自らすすんで情報を表示しようとするバイオテクノロジー企業は1社もない。

引用元:WIRED

つまり、ラベルシールの表示云々は生産者の裁量次第、というのが現状の様です・・。

とは言え、このラベルシールが消費者にとって一つの大きな購入基準の一つであることは事実です。物流というのは細かいところを気にし出せばキリがありませんからね。

しかし、日本は「農業大国」と呼ばれているほど、食に関する危機管理が問われている国でもあります。

自分や大切な人の為にもしっかりと情報をアップデートして、安全で楽しい食生活を過ごしていきたいですね。

自分らしい食のあり方や大切な人を守るために

今回この記事を書いたのは私がフルータリアンに近いベジタリアンであることがきっかけです。

毎日大量の果物を主食としていますし、あとは健康管理のために日々体の中に入れる食べ物の知識は入れておきたい。こんな思いからでした。

日本ではまだまだベジタリアン的食生活はマイノリティなので、会社員をやっていた頃は「え、肉食べないの?」「え、また昼ごはんりんごなの?」とドン引きされたりしていました(笑)

現在はPC1台で時間や場所を問わない働き方をしているので、毎日自宅で食べたいタイミングに好きなだけ果物を食べられる事が、本当にネットビジネスを始めてよかったなーと思います。

私が会社員を卒業して今の自由なライフスタイルを手に入れるまでは、無料のメルマガでお話ししています。興味のある方はぜひ登録してみてくださいね。