WordPressでブログを立ち上げたらまずやるべき事の一つに、パーマリンク設定があります。
パーマリンクとはWebページ毎に設定したURLを示しますが、初期設定が非常に重要になってきますので、是非早めに設定しておきましょう。
WordPressの「パーマリンク」とは?
パーマリンクとは、サイトやブログのURLに続く、個別記事や固定ページを示す部分のことを示します。

パーマネントリンク(Permanent Link)の略であり、ページが増えても変わることのない固有のリンクであるため、固定リンクとも呼ばれています。
パーマリンクで最もオススメなURL設定は【投稿名(postname)】
パーマリンクの設定は、WordPressのダッシュボードの「設定」→「パーマリンク設定」から設定が可能です。

パーマリンクは「投稿名」(postname)に設定するのがオススメです。理由は
- シンプルで読みやすい
- カテゴリー変更の影響を受けない
この2点。一つずつ説明していきますね。
投稿名がオススメな理由①シンプルで読みやすい
例えば【http://www.○×△/】というブログサイトで、
「りんご」についての記事を書き、そのURLを
http://www.○×△/apple
この様に設定するとします。
この場合、URL上に「apple」とある事で、検索エンジン上にも記事概要を表示する事ができるので、ユーザーにクリックしてもらえやすくなる効果もあると言われています。
投稿名がオススメな理由②カテゴリー変更の影響を受けない
例えばパーマリンクをカテゴリーを含めたものに設定すると仮定しましょう。
カテゴリー名を今回は「fruit」にした場合、URLを
http://www.○×△/fruit/apple
こんな感じに設定するとします。
しかし、一度設定したら、このURLは特定の記事に紐づくことになるので、後からカテゴリー変更をかけられなくなってしまいます。
サイトを長いこと運営していけば「カテゴリーを変更したいな」と思うこともあります。
そういう時に「postname」設定の様にカテゴリー変更に影響しない設定にすると、リスクヘッジできるという利点があります。
なぜパーマリンクを途中で変更してはいけないのか?
そもそもパーマリンクをなぜ途中変更かけてはならないかという理由を解説します。
パーマリンクというのは言わば「記事の住所」の様なものです。
万が一、パーマリンクを途中変更させると、それまでのSEO評価がリセットされるだけでなく、場合によってはディレクトリエラーになるリスクもあります。
イメージとしては、せっかく家を建てたのにお引っ越しをしたら、新しい住所を他の人に知ってもらう為に時間がかかってしまうのと同じような事です。
ちなみに、私は「カテゴリーがあった方がユーザーが分かりやすくないか?」という点で最初カテゴリーを含めた設定にしていましたが、ぶっちゃけ後悔してます。
ただすでに記事数も多くアクセスも集まっている時点で変更をかけると、それまでのサイト評価がリセットされるだけでなく、エラーの原因にもなりかねないので、変更をかけてない次第です。
ちなみに、パーマリンク設定によって「SEOに影響はあるかどうか」という点では、個人的には「大差ない」と感じています。
これまで「投稿名」「ID」「カテゴリー」と色々試しましたが、ぶっちゃけどの設定も上位あげようと思えば上がってます。
なので、個人的には「postname」にする利点は
「読みやすさ」「カテゴリー変更のリスクヘッジ」2点かと思っています。
URL変更しても「301リダイレクト」すれば問題ない?
(ここはIF論になるので、初心者の方は読み飛ばしてもOKです。)
たまに「URL変わっても301リダイレクトをすればよくね?」という意見もあります。
分かりやすくいえば転送設定みたいなこと。
正しく設定すればURL変更してもSEO評価を落とさずに済む事ができる)
ただ301リダイレクトは初心者にはハードルが高いですし、非常にセンシティブな作業なので、個人的には必要最低限外でいじらない事をオススメしてます。
リダイレクトをかける記事数が多い程、失敗する可能性も高くなります。
なのでパーマリンクは結論、初期設定命(基本、途中で変更しない)に越した事ないと思います。
パーマリンクを途中変更してしまった場合は?
(ここはIF論になるので、初心者の方は読み飛ばしてもOKです。)
記事数も増え、アクセスが集まってきたにも関わらず「パーマリンクを途中変更してしまった」という事故を起こした場合は、結論として
すぐに元に戻す事
をオススメします。
パーマリンクを上書きして間が経っていなければ、検索エンジン上のURLはまだ上書きされていない状態です。
SEO評価がリセットされるのは、
- 検索エンジン上のURL
- 実際のURL
この二つが乖離してる事で起こるので、すぐに元に戻して統一させればOKです。
検索エンジン上の記事がインデックスされているかどうかは、サーチコンソール上で確認できます。

WordPressでパーマリンクを設定してみよう!
さて、実際にパーマリンクを設定していきましょう。
WordPressのダッシュボードの「設定」→「パーマリンク設定」から、
「投稿名」を選択し、表示が「postname」となったらOK。

一番下にある「変更を保存」をクリックしたら初期設定は完了です!
パーマリンクのスラッグを記事別に書き換える時の注意点!
パーマリンクは初期設定が終わった後も、記事毎に作業が必要です。
記事更新後、そのままだと日本語のパーマリンクになってしまったり、意味不明な文字の羅列で表示されてしまいます。
これでは最適なURLとは言えませんので、記事ごとにスラッグの変更をする必要があります。
記事別に付与される名前の一つ。
「http://www.○×△/」というブログ内にある
「http://www.○×△/apple」という記事であれば、
ドメイン名:「http://www.○×△/」
スラッグ:「apple」
スラッグは日本語ではなく「英数字(アルファベット)」で!
記事更新後、タイトルを入力すると、その下部にパーマリンクが自動生成されます。
日本語のタイトルごとそのままパーマリンク編集せずに更新すると・・

表示されるURLも日本語になってしまいます。(もしくは長い&意味不明な文字羅列になる事も)

こうならない為にも、かならず更新前にスラッグを「英数字」で編集し直しましょう!
パーマリンク右側にある「編集」ボタンをクリックすると、直接入力できる様になります。

では、次から具体的な書き方と注意点をお伝えしていきます。
スラッグはローマ字綴りではなく「英語表記」で!
スラッグを「英数字で」というと、あるあるなのがこちら。
例えば「パーマリンク設定」の記事だったら
「pa-marinkusettei」
こんな感じで「ローマ字綴り」にしちゃうパターンです。
これだとぱっと見で分かりづらいですし、冗長になる可能性があります。
なので、ローマ字綴りではなく英語表記にしていきましょう。
「パーマリンク設定」なら
「permalink-setting」
「permalink-setting-wordpress」
「how-to-setup-permalink」
こんな感じですね。
まぁここは特別こだわる必要ありませんが、あまり長いと読みづらいので、シンプルだといいと思います。
スラッグ設定のポイントとしては
- そのブログのテーマになってるキーワードを使用
- 英語は「-(ハイフン)」で繋げること
- 出来るだけシンプルかつ完結にまとめる
この3点を守ると良いと思います!
今回はパーマリンクについて解説していきました。
ブログは正しい方向で運営していけば、数ヶ月あれば独立可能な世界です。
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